2014年9月27日

791.こう配地点で引き留め

勾配のある地点で引き留めるタイプ。
あんまり見かけない気がするので掲載!


勾配での引き留めとなりますと、やっぱりそれなりに負担はかかりそうですが、支線は何時もとあまり変わらず、3本程です。
 
 
 
また、建柱するにも難しそうな場所なので柱は現場打ちでの組み立て式、パンザーマストとなっています。
しかし、耐張がいしの取り付け方だが、この向きはあまり宜しくないと思われる。



この向きでは、右方向へ勾配がかかっているから、雨水が右方向へ流れていき、がいしのセメントとピン部分に水が溜まって腐食を起こしやすくなる。
だから、ここではあえて耐塩での取り付け方法を考慮して逆づけにすることが多い。
中部電力管内ではこれを本当に考えているようで、引き留めクランプカバー(十数年程前に登場したグレーのタイプ)が逆づけの耐張がいしに例え対応していなくても、ちゃんとこのような勾配地点では、必ず逆づけをしているようです。


<<おまけ>>

おまけで周辺にあった滝の掲載です。

音止めの滝に行ったようです。
滝としては、何だか不思議な名前です。^^


続いてこちらは、すぐ近くにあった白糸の滝のようです。


とはいっても、静岡県富士宮市にある白糸の滝のようです。
 私は過去に長野の白糸の滝に行ったことがありましたが


白糸の滝って一体、全部でいくつあるんだ。そして、どれが本物なんだ?


写真提供元:弟

790.下部開閉器交差はそんなに珍しくないが

折角撮ってくれたので掲載します。

下段に開閉器を取り付けて交差するタイプ

 うーん、まぁ、たまに見かけるぐらいですかね
やっぱり上部開閉器交差の方が全然確認できません。(腕金中央固定でないタイプでしたら、上部開閉器交差、2本程発見しているが、まだ撮影には行っていない)

写真奥側に向けて丁度、高圧需要家用に区分開閉器があるのでそうなったわけですわ

おまけでその隣の・・・

 いい形をしていたので
車道側に電灯があるのと、車道を超えた方向へ低圧配電線を分岐していることから、変圧器は後ろ側に取り付けられたようです。
弟が撮ってくれたものの中から厳選した写真はここまで

写真提供元:弟

2014年9月26日

789.流し撮りで気が付いたもの(写真提供元:弟)

弟が静岡県の富士宮市の方へ出かけたようなので、その際に撮ってきてもらった数々の写真の中から変わったものだけを厳選し掲載!


今回は高速からの流し撮りのようです。(多分、第二東名から撮ったものだろう。東海道新幹線からの流し撮りは難しいですが、高速は撮れる撮れるw)
山中にある集落のようだが


 
んん?何があるかって、これです。
適当に撮ってくれた写真なのだろうけれども


肝心な被写体は遠いが、あることに気が付きました。
奥の方に、特大サイズのD型腕金に水平の腕金が左方向へ追加されているタイプを発見!
今のところはまだ、あまり数はないが、偶に新設のタイプで見かけるので新規格に入りつつあるタイプになりそうです。


またまた肝心な被写体は遠いですが、気が付くのです。


こちらは特に変わったタイプというわけではないですが(新タイプです。)

直付けタイプがあります。
というのは、かつて上段にあった変圧器への引き下げ線支持用のがいしを取り付ける腕金が省略され、これを高圧用腕金に直付けされるようになった規格のことです。

もうこれについては、東電管内では全域で採用が始まっているようですね


これは高速を降りてバイパスから撮った写真だろうか


これも新しいものですねー

ケーブル端末を取り付けて高圧ケーブルの立ち上げまたは引き下げをする場合は、2回線の内下段でよく高圧ケーブルの立ち上げ、引き下げを行っていたと思いますが、今はもうそんなの関係なく、2回線あったとしても、上段で高圧線を引き下げちゃってます。
後は一気に2回線を立ち上げるタイプも登場しています。
以前までは(平成初期頃?)2回線あるんだとしたら、1本、1本順番に高圧線を立ち上げていました。

 コン柱の頂部には架空地線がない状態の腕金がある。高圧配電線を引き留めている耐張がいしの連結部分にはカバーがない。

次に右下!
上段にあった変圧器への引き下げ線支持用の腕金は省略し、高圧用腕金に変圧器への引き下げ線支持用のがいしを直付けする形になっています。
完全に新タイプ!!



 こちらは特に新しいものではないが
 丁度、中腹部からちょっと上の辺り・・・
 
長いスパンで低圧引き込み線を分岐するので、少し補強をした2連続の腕金にしたのだろうが2連続の腕金というのは、どうしても鳥にとっては巣を作りやすい環境になるのだそう。
鳥の巣が確認できます。



写真提供元:弟