2013年4月28日

759.リード線にカバー

一番左側のリード線ですが、樹木との接触防止のカバーが被せてあります。
将来は左下の樹木が伸びるでしょうから、その対策のためかと思います。

ところで、電気電子工学科に所属するようになってから、「リード線」やら「ジャンパ線」という言葉に馴染めるようになりました。
コンデンサ、抵抗から出ている線をリード線と呼んでいますね
これと同じように、回路からトランスを繋げる線をリード線、回路と回路をつなぎ合わせる線をジャンパ線ということでいいかと思います。
配電線の場合も、やはり、長い電線を永遠に遠くまで張ることはできないので、橋のように必ず繋ぎ目があります。送電線もそうです。
この繋ぎ目がジャンパ線ということです。

758.カバーがない その2

 配電線の電柱を眺めていて、やはり思わぬ欠陥に気が付いてしまうこともある。
こういうのも見つけることも得意なことから、将来はこのようなことに携わる仕事をしたいとも考えている。
趣味と両立ができて、かなり良いと思うのですが!
 ところで、この電柱ですが、分岐側の高圧耐張がいしの黒いカバーがないのです。
 風で飛んでしまったのでしょうか

因みにカバーがないタイプは以前も発見しています。
736.カバーがない その1と題してアップ済み。

次はおまけです。
 こちらも珍しいと思いきや撮影!
腕金が2連でカバーが長い引き留めクランプカバーが見られるタイプなんて、今中々ないと思います。
腕金1本仕様の場合はあると思うのですが

757.多溝

「変流器が内蔵されているがいし!」ということはわかってはいるのだけれども、未だに正式名称がわからない、このがいし。
このがいしですが、そのまま引き通しで見かけることや、このようにアームを伸ばして見かけることがあります。
後はジャンパー線支持のがいしとして使われていることも過去に見た覚えがあります。
まぁ、こちらは開閉器があるので、そのためにアームを伸ばして取り付けているのかと思います。

このがいしですが、日本ガイシさんが作っていることが判明したので、今度お聞きしたいと思います。


なお、こちらについては、そのがいしが多溝なのです。それがレアかなと思いきや撮影です。

最近では、これに置き換わったもので「過電流表示器SI」というものも見かけるようになりました。
SIについても、高圧配電線の各相に3つ直付けされていますので、すぐにわかると思います。電線からぶら下がるような感じで取り付けられています。
そして、このSIの分布ですが、都内で見かけたり、群馬県、それから千葉県でも数は少ないですが、偶に見かけることがあります。