2012年10月13日

723.上部にかなりの空間 その1


構内にやってきた高圧引き込み線を引き留めていて引き下げている開閉器付きの構内第一号柱ですが・・・

上部にはかなりの空間が空いています。珍しい光景です。

722.何時もなら中!


 高圧用の腕金に特大サイズよりかはちょいと短めなタイプである、ちょい長サイズのD型腕金を使っているタイプです。


自動開閉器が取り付けられています。配電自動化システムを導入した自動開閉器装柱ですね


ここで珍しいのが、この開閉器をD型腕金の外に取り付けていることです。
中に縦枠の腕金が入って支えている為、どうやらあのスペースに開閉器は収まらなかったようです。

721.固定しながらUターン!!

 そもそもこうやってUターンしながら路地へ入る配電線はあまり見かけない気がします。
それだけでも結構珍しいタイプの分類に入りますね
何れも耐張碍子は今はあまり新設を見かけないもので中実耐張碍子となっています。
2連結の普通耐張碍子よりもこっちの方が値段が高いようなので、新設はあまり見かけないようです。
それでも取り付けの方はこっちの方が容易なはずです。

ここでは配電線をUターンさせながら
2本間の腕金は縦の腕金によって固定されているのがわかります。

720.Fアームで伸ばした部分にさらに継ぎ足す

 まだまだ探せば見つけることができるこのタイプ!
今回は神奈川県の鎌倉市内での発見となりました。
 Fアームの高圧用腕金の先にさらに腕金を継ぎ足して伸ばしています。
こちらはその中ではちょっと仕組みが変わっていて
交差する高圧線から少しでも離す為のものかと思われますが

継ぎ足している高圧用腕金を下に取り付けているのは珍しいです。
曲がっているようにも見えないので、強度は大丈夫なようです。

719.碍子の配列3:0タイプで均等じゃないタイプ

今回もまた別の分類に入るのではないかと思いきや撮影!
柱も何時もの鉄筋コンクリート柱ではなく鋼管柱を採用されており、さらには赤ラインなしの碍子などが使われており新しいタイプのものですが


これまで見てきたタイプとは種類がちょっと違いますね


今回発見のタイプは右寄りに積めて碍子を並べています。
鳥が止まらないように電線と碍子には色々と対策が練られています。

718.特大サイズからさらに伸ばす! その2


前回発見のタイプに引き続き・・・



 こちらもやはり特大サイズのD型腕金の先に、さらに水平の腕金が追加されています!
前回発見のタイプは交差点に立つもので、住宅から離すような場所にたっていましたが
今度は急角度で電柱から高圧線まで距離が届かない為に、このタイプが採用されているものかと思われます。
D型腕金のみでは届きそうにないですよね



 今回発見のタイプはアームタイは1本のみです。



D型腕金の製造年は2003年9月製造のものです。メーカーは那須電気鉄工製のものになります。
現在も新設されているかは不明ですが、前回のものとまとめてみますと、この種のものは2000年代前半のもので見ますね

717.大きく口を空ける。

自分にはそう見えてしまう為、題名はそう名づけました。w



 今、新しいタイプのもので急速にこのタイプが増えていますが(正式名称不明のアーム)



 この種のものは、碍子の配列は3:0に並べているタイプを見かけるのが殆どです。


しかしここでは珍しく、碍子が2:1に並んでいます。
恐らく以前は大きく開いている2本の配電線間に古いコン柱があったと思われます。
移設終了後も直さずそのままになっているので、珍しい光景を見ることができた。

716.2:1にしながらの真ん中のみ引き留め


 腕金を中央に固定しながら、両端は引き通しにして真ん中のみ引き留めというタイプは、まだまだ探すと見つけることができますが



 碍子の配列を2:1にしながら、真ん中のみをコン柱によって引き留めるといったタイプは中々見かけないです。


こちらは珍しく、碍子の配列を2:1にしながら、真ん中はコン柱の位置に耐張碍子を取り付け手高圧線を引き留めています。
神奈川県内ではこの他にもう1本程発見済みです。
以前発見のタイプは通りすがり時にしか撮れていなかったので、今回はちゃんと撮影しました。

715.固定しながらの分岐

 高圧2回線のタイプでそれぞれ同時に2回線の高圧線を分岐しているタイプですが
本線側のすぐ下には1本の腕金が設けられており、分岐側の腕金とで固定されています。
以前見かけた支線で支えるタイプとは別のタイプだと思い撮影!

2012年10月11日

714.日光東照宮の構内用電柱

この日は母親も日光東照宮へツアーで出かけていたようですので、またしてもその際に撮影されたと思われる電柱達も掲載しちゃいます!
また、偶然にも変わったタイプが写っていました。
帰宅後の会話
「変圧器が角型だったので珍しいと思い撮った。」と話していました。
自宅に飾り付けている模型の電柱が効果を発揮したようです。w

日光東照宮、私は小6の修学旅行以来、行ってないですね

 そして、珍しい光景を見ることができる構内用電柱です。
構内用電柱は、電力会社の電力柱から分岐された後、構内に敷く(電力柱とは異なる)構内
用の電柱のことを指します。また、敷地内では構内○号柱とそれぞれ番号も細かく決められているようです。
観光地ですので、やはりコン柱は茶色に塗装されています。
 高圧用腕金は今も再び増えているショートサイズのものが使われています。
変圧器への引き下げ線支持も内陸部ですのでピン碍子、さらに2連結の耐張碍子先端の引き留めクランプカバーは長いタイプが採用されています。この辺のパーツに関しては、個人的には古いイメージがあります。
この上段の構成は老朽化で年々数を減らしていますが、都内の練馬区、杉並区、中野区の古いタイプで見ることができる組み合わせです。
 トランス周りの構成はやはり構内特有の構成です。
変圧器の部分は新しいのですが、高圧カットアウトが箱型なのが不思議な組み合わせです。
土台も新しいもので丸型土台のものが採用されています。
変圧器も東電管内の電柱で見かけるものなのですが・・・

 構内用で使っているものは、やはり異なるようで、こちらではブッシングの先に茶色の丸みの帯びたものが付いています。
 茶色に塗装されていないものもあったようです。
綺麗な色をしており、最近新設が行われたように見られます。
 高圧用腕金はやはりショートサイズのものです。
2本の高圧線、単相交流用に最も最適なサイズですよね
 トランスは構内用電柱独特のタイプであります。
何時もの円筒形ではなく角型です!やっぱり電力柱と構内用では大きく使い分けられており、種類が違うんでしょうね
尚、高圧カットアウトも箱型タイプが使われています。
 こちらは3本の高圧田で三相交流タイプ
こちらは茶色に塗装されています。
 構内用電柱ですので、ジャンパー線支持の碍子はピン碍子が使われています。
これは東電管内の電柱では古いタイプの分類に入るのですが
一応古いタイプのもので、今も確認はしています。
 最後の電柱、やはりこちらも茶色塗装です。

トランスは角型で、最上部にある2連結の耐張碍子先端の黒の引き留めクランプカバーは、やはり長いタイプが採用されており、こちらも古いイメージがあるタイプです。
機会があれば今度は自分で行って再撮影をしたい次第です。

713.外れちゃってます。

前記事に引き続き、猪苗代新幹線追跡時にて・・・
電柱を見上げれば思わぬ欠陥を発見してしまうこともあります。
 こちらもその1本になりそうです。
 真ん中のジャンパー線のみバインド線が中実碍子から外れてしまっています。
強風なのかそれとも鳥によるものなのかは不明です。停電は発生していないようです。


両端のものは正常です。
正常なものはこのようになっています。
銀色のバインド線は結構頑丈そうに見えましたが、結び方が悪かったのでしょうか、外れてしまっている光景は初めて見ます。
また、低圧ピン碍子からバインド線が外れてしまっている光景はこれまでに2件ほど目撃しています。
1件は千葉県木更津市のホテル三日月近くで見ました。海沿いで風が強いからなのかなぁ

追記:最近ではコスト削減の為かジャンパー線支持の碍子も高圧用の場合は、両端は完全になくして、コン柱を避ける真ん中のみしかジャンパー線支持の碍子を取り付けないタイプも増えています。(腕金を中央に固定している両引き留めの場合)

712.落ちそう・・・

 前記事に引き続き・・・
 田舎道に1本だけ低圧用にと手作りのアームを取り付けている電柱を発見!
傾きが発生しています。
落ちそうな感じです。
カーブ地点ですし、さすがにアームタイ1本だけでは支えきれなかったようです。
後ろには猪苗代新幹線724号鉄塔が写ります。
ちょっとこの辺の日々は、この鉄塔を少し巡ってました。^^
左に行くと川があるのですが、特にその川を渡る部分はレトロ感あるV字吊りとか良いです。